はじまりもなく おわりもなく~本の紹介
この本は薄い本なのですが、
内容が深くて・・
未だ読み切れた気がしません。
本棚にずっとあるけど、
今日ふと目に留まったのは・・
根源的な問いと現実の狭間
そんなことに関わったからかもしれません。
私達は心を痛めるとき、
原因とか要因を振り返ったり・・
この先を不安に思うものです。
どこが始まりで、終わりなのかも知らず。
自分で設定も出来ぬまま、外側ばかりが気になります。
私の好きな42Pには、
こんなくだりがあります。
「いつも、考えあぐねてばかりいる。
良き日には、そんな自分に自信をもち、
悪しき日には、こんな自分でいいのかと思う。」
そう、こんなことを手放していこうと思ったのです。
怖いことを感じることはある。
けれど、なにをこわがることがあるだろう?
「命の奥に、はじまりもおわりもないのだ。」
(P.54より引用)
はじまりと終わりよりも、
途中の隙間が物語るのかもしれません。
そこから、いかに生きるかに繋がっていく。
だから・・ivyでは、
人の生きる姿を語る場を大事にしたいと考えています。
そうそうカバーは真っ白だけど、
取ると灰色の雲から真っ青な空に繋がる装丁なの。
これに気付くときが、
途中の隙間なのかもなぁ。
2018/09/13 | グリーフとの向き合い方, ナラティブ グリーフケア, 自分の在り方
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